家と暮らしに、もう一つの快適を

―現代の暮らしにフィットする、新しい“蔵”のかたち―

「なんだか収納が足りないな…」
「冬用タイヤにキャンプ用品。農機具や代々受け継いだ振袖。全部纏めて収納できたら…」
「楽器や、音楽機材全部収納できて、なんならスタジオみたいに使いたいな…」

そんな風に感じたこと、ありませんか?
家族の荷物が増えるのは、幸せな証。でも片付けきれない現実にモヤモヤ…。

そんなとき、ちょっと視点を変えてみると、解決のヒントが見えてくるかもしれません。
たとえば、“蔵”という選択。昔ながらの知恵と現代の快適さが融合した、心地よくて頼れる空間です。


昔ながらの風情を今に伝える、静かな存在感

真っ白な漆喰壁に、黒のなまこ壁が凛と映える外観。
飾りすぎず、控えめな美しさがそこにあります。
玄関にはそっと灯る照明と、重厚な両開きの扉。

この建物を見上げると、不思議と心が落ち着いてきます。
昔の人が大切にしてきた「守るためのかたち」が、現代の暮らしにもすっと馴染む――そんな佇まいです。


火に強く、長く守ってくれる安心感

蔵の下部をぐるりと囲むのは、伝統的で美しい「なまこ壁」。
実はこれ、見た目だけでなく、防火・耐久性に優れた優秀な壁なんです。
先人たちの知恵を今の暮らしに取り入れることで、美しさと安心を両立できます。


中心にある柱が、家族の大切なモノを支える

中に入ると、どっしりと構える大黒柱が目に飛び込んできます。
両サイドには実用性を考えた棚を配置。
「ここには季節家電を、あちらにはキャンプ道具を…」と、使い方を考えるのが楽しくなります。

照明もあるので利便性に優れています。


使い勝手を計算した“見える整理整頓”

天井まで無駄なく活用した棚たち。
大きな物も小さな箱も、すっきり収まる設計です。
昔の蔵とは違い照明もありますので、中がとても明るく探し物にも困りません。


空間としての完成度が高い、丁寧な造り込み

驚くのは、二階の仕上がり。
フローリングに張られた床、収納力のあるクローゼット、そしてやわらかな光を届ける照明。

まるで「ここでそのまま暮らせるのでは?」と感じるほど、空間としての完成度が高いんです。
使い方は自由ですが、この丁寧な造りを目の当たりにすると、「何を置こうか」「どう使おうか」と、想像が自然と広がっていきます。


サイズの制限を超えた、頼れる収納力

二階部分は、想像以上にゆとりのある広さ。
床一面を贅沢に使えるため、大きな荷物やかさばる季節用品も、気兼ねなくしまえます。

「とりあえず置く」ではなく、「きちんと収める」。
そんな“余裕ある収納”が叶う空間です。必要なときにさっと取り出せる動線設計も、静かに頼もしい存在です。


最後に

蔵と聞くと、昔の堅牢な建物を思い浮かべるかもしれません。
けれど今の蔵は「暮らしを整える、自由な空間」として進化しています。

住まいに+αの余白が欲しいとき。
この蔵のある暮らしが、きっと役に立ってくれるはずです。

2025-05-08 | Posted in blogComments Closed 

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